群馬県伊勢崎市境で、ぴったり合う入れ歯・審美・ホワイトニング・矯正・インプラント・すずき歯科医院
群馬県伊勢崎市ムシバゼロ
こんにちは。群馬県伊勢崎市にある「すずき歯科医院」です。
入れ歯をすると歯茎が痛いという方がいるのではないでしょうか。入れ歯をつけた際に痛いと感じるときにはさまざまな原因があり、適切に対処しなければ改善できません。また、痛みがあるまま無理して使い続けるとリスクもあります。
本記事では、入れ歯が痛いときの原因や対処法、リスクについて解説します。入れ歯装着時の痛みにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
入れ歯による痛みは様々なことが原因で起こります。入れ歯を装着したときに痛みが生じる原因を知っておくことで、事前に対策できる場合があるでしょう。入れ歯が痛いと感じる原因は、次の通りです。
入れ歯を作ったばかりで慣れていないと、歯茎に摩擦を起こしたり、歯茎に負担がかかったりして痛むようになります。この痛みは、入れ歯をはじめて装着した翌日～1週間以内に起こることが多く、入れ歯を作りたての頃にはよくあることです。
毎日入れ歯をつけて、柔らかい食べ物を食べながら慣らしていくと少しずつ痛みが治まるケースが多いです。
入れ歯は使用するうちに少しずつ劣化していきます。また、加齢などによって歯茎の形が変わることもあるでしょう。入れ歯が劣化したり歯茎の形が変わったりすると、入れ歯がフィットしなくなって痛みを感じるようになる場合があるのです。
入れ歯の衛生状態や保存状態が悪いと変形することがあります。入れ歯が変形すると歯茎に合わなくなって、食べ物を噛んだときに違和感が生じたり、痛みにつながったりするのです。
入れ歯を適宜調整しているのに、それでも痛みが治まらないという場合には、口腔内に何らかのトラブルが起こっている可能性があります。
入れ歯の痛みにつながるトラブルはいくつかあります。1つ目は虫歯や歯周病です。特に部分入れ歯のように残存している歯を支えにして固定する入れ歯の場合、支えとする歯にトラブルがあると、うまく入れ歯がはまらず痛みにつながる場合があります。
また、唾液の分泌が不十分で口の中が乾燥していることが原因で痛みが生じることもあります。唾液は入れ歯と粘膜の間で潤滑油の役割を担っており、唾液によって入れ歯が安定しています。
しかし、唾液の分泌量が少なく、口の中が乾燥していると、入れ歯と粘膜が擦れて痛むことがあるのです。
では、入れ歯を装着した際に痛みがあるときにはどのように対処したらいいのでしょうか。痛みが消失すれば、快適に入れ歯を使えるようになります。入れ歯を装着した際に痛みがあるときの対処法は、次の通りです。
入れ歯が合っていないと痛みにつながる場合があります。歯科医師に入れ歯を調整してもらい、お口にしっかりとフィットするようになれば、痛みが治まる可能性があります。
ただし、入れ歯を調整しても痛みが続く場合やフィットしない場合には作り直しを検討する必要があるでしょう。
入れ歯がガタつく場合や外れやすい場合には、入れ歯安定剤を使用するとよいでしょう。入れ歯安定剤を塗ってから入れ歯を装着することでフィット感が高まり、痛みが落ち着く場合があります。
ただし、安定剤はあくまで一時的な痛みの対処法にすぎません。入れ歯装着時の痛みを改善するためには、痛みの原因を特定して適切に対処する必要があります。
入れ歯と歯茎の間に食べ物のかすなどが挟まっていることで痛みが生じている場合もあるでしょう。その場合には、入れ歯を取り外してしっかりと清掃すれば痛みが改善される可能性があります。
毛が柔らかい歯ブラシを使って入れ歯に付着しているプラークや食べかすを優しく取り除きましょう。
入れ歯を装着したときに痛い場合でも、壊れていなければもったいないからとそのまま使い続けるケースも少なくありません。
しかし、痛みがあるまま使い続けると様々なリスクがあります。ここでは、入れ歯装着時に痛みがあるまま使い続けるとどのようなリスクがあるのか解説します。
入れ歯が合わないことで痛みが生じている場合は、歯茎や口の中の粘膜を傷つけている可能性があります。そのまま使用を続けると、歯茎や口の中の粘膜をさらに傷つけ、義歯性口内炎になったり、歯茎が膿んだりすることがあります。
入れ歯が合わず、痛みがある状態を放置して使い続けると歯茎がぶよぶよになる可能性があります。これをフラビーガムといい、この状態になると入れ歯を装着してもうまく安定しません。
フラビーガムになった場合には手術をして切除するケースもあります。その後、歯茎が再生してから入れ歯を作り直す場合もあるでしょう。
痛みがあるにも関わらず入れ歯を使い続けると、顎に負担がかかって顎関節症になるリスクが高まります。顎関節症になると、顎周りや首、肩の筋肉が緊張して、頭痛や肩こりを引き起こすこともあるでしょう。
入れ歯をしたときに痛みがあるとその部分をかばうために、痛みがない部分で噛むようになります。すると、残っている歯に負担がかかって寿命が短くなる可能性があります。残った歯に負担がかかり続けると、最悪の場合には抜けてしまうこともあるでしょう。
入れ歯をつけたときに痛みがあるけれど、作り直すべきかどうか悩む方もいるでしょう。
入れ歯を作り直したいと考えて歯科医院を受診しても、保険適用の入れ歯の場合はすぐに作り直せないケースがあります。これは半年ルールと呼ばれているもので、国の健康保険法で定められているものです。詳しくは歯科医師に確認してください。
入れ歯を作り直すべきかどうかの判断方法は、次の通りです。以下に当てはまるときには、歯科医師に相談のうえ、作り直しを検討したほうがよいかもしれません。
入れ歯装着時に痛くて食事が摂れていないという場合は作り直しを検討する必要があります。痛みがあって食事が摂れない状態が長期間続くと、栄養不足になって全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、痛みによって食事が摂れていない場合には入れ歯を作り直すタイミングであると考えて良いでしょう。
入れ歯が変形している場合にも入れ歯を作り直すタイミングと考えましょう。変形した入れ歯を使い続けると、痛みの原因となるだけでなく、口の中を傷つけたり、顎関節に負担がかかったりする可能性があるためです。
フラビーガムが生じている場合にも入れ歯の作り直しが検討されます。
フラビーガムが生じている状態で入れ歯を使い続けると、どんどん悪化して、最終的に入れ歯を作れなくなるかもしれません。そのため、フラビーガムが見られたら早めに歯科医院を受診することが推奨されています。
歯茎を触ってぶよぶよしていると感じた場合は、なるべく早く歯科医院を受診してください。
入れ歯に慣れていなかったり、劣化していたりすると装着したときに痛いと感じることがあります。痛みがあるまま入れ歯を使用し続けると、口の中が傷ついたり歯茎がぶよぶよになったりして入れ歯を装着できなくなる可能性があります。
そのため、入れ歯による痛みが生じた場合にはなるべく早く歯科医院を受診して、入れ歯の調整をしてもらう必要があります。入れ歯を調整しても痛みが続く場合には、入れ歯を作り直したいと考える方もいるかもしれません。
しかし、保険が適用される入れ歯の作り直しにはルールがあります。そのため、自身の入れ歯は作り直せるかどうかも併せて歯科医院で相談しましょう。
入れ歯を検討されている方は、群馬県伊勢崎市にある「すずき歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、自分の家族にできない治療はしないことを意識しながら、さまざまな診療を行っております。ホームページはこちら、お問い合わせも受け付けておりますので、ぜひご活用ください。
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